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公益社団法人 アクティブベースくれ

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助成先(審査結果)

第14回地域活性化支援制度『幸運(グッドラック)』助成先及び助成理由
企業名 代表者 助成理由
香木堂 代表
池田 久美
地元産の魚介類を使用した「かりんとう瀬戸内シリーズ」の開発が、水産資源の有効活用と新たな市場を開拓し、地域活性化に寄与
呉ブランド研究所 代表
坪川 竜大
余剰資源としての牡蠣殻を使用した「ナノ・シェルパウダー商品ブランド化」が、新たな付加価値商品の開発と資源循環型ビジネスモデルを確立し、地域活性化に寄与
ポーク&チキン江田島 代表
下野 元晴
地元産ブランドの鶏豚肉を使用した加工品と体験型交流スポット施設の増強が、新たな地元特産品と雇用を創出し、地域活性化に寄与
HANDA整地用具店 代表
半田 七郎
雑草の除去や湿った地面での使用を可能にした「グラウンド整地用具」が、校庭や市町村が所有する広場の美化、部活動・各種行事の活発化等に貢献し、地域活性化に寄与
(有)シリコンバイオ 代表取締役
黒田 由紀子
世界初となる「迅速アスベスト検査法」の普及事業が、地域の安全・安心に貢献すると共に、新たな雇用を創出することで、地域活性化に寄与
農家レストラン 西野 代表
西野 節子
「野菜スイーツ開発」と「Kid’s Sweets」の新規事業展開が、子供の食育と地域農業の活性化に貢献し、地域活性化に寄与

第14回地域活性化支援制度
目録贈呈式の様子
第14回地域活性化支援制度『幸運(グッドラック)』選考結果講評
今回の募集には、18件の応募がありました。応募されました事業案について、事務局による「書面調査、実地確認」および5月29日には選考委員会において「書面審査、プレゼンテーションによる意見聴取・質疑応答」を実施し、厳正にかつ慎重に選考を行いました。その結果、『 助成先及び助成理由 』に紹介されています6件が助成先に選ばれました。

選考委員会は、公益社団法人アクティブベースくれの設立目的であります「呉市及びその周辺地域において、地域活性化・振興につながる起業・新規事業(新分野進出)あるいは社会的・文化的活動に対して資金援助を行うこと」に基づき選考を行いました。今回応募された事業は、事業目的、実行可能性、資金計画、利益計画等いずれの面においてもしっかりとした展望・計画を持ち、事業化に向け日々研鑽されておられ、審査には大変苦労しました。

今回応募された事業内容は、呉の伝統である『モノづくり・技術開発』や『情報システム・IT』に関する技術・ハード系が8件、『福祉・介護、介護予防』、『健康づくり、食品開発系』や『生活支援に関するサービス』に関する生活に密着したソフト系が10件と、地域の活性化・地域振興をめざした商品や技術開発への関心の高まりを実感しました。

その中で注目したことは、将来の商品化につながる基礎研究への取り組みと体育や食育(教育の一環)といった子供たちを意識した商品開発です。基礎研究への取り組みは、種をまき、時間をかけて育てた理論、技術が実を結び、商品化されていきます。今回の助成採択先のなかに、呉市が生産量日本一を誇る「牡蠣」の殻を利用した基礎研究と商品開発に取り組む事業者と、アスベストによる健康被害を低減、防止するための検査方法の確立に向けた基礎研究と検査方法の商品化に取り組む事業者があります。

「牡蠣」の殻を使った基礎研究と商品開発では、特許技術(瞬間高温高圧焼成法)を用いて牡蠣殻をナノパウダー化し、食品分野、基礎化学分野、応用化学分野に活用した商品の開発と、それによる新産業創出を目指しています。

アスベストの検査方法の確立に向けた基礎研究と商品化は、わが国の喫緊の課題であるアスベストの健康被害の拡大防止に向けた取り組みです。古くは断熱効果の高い建築資材として多用されてきたアスベストですが、肺がんや悪性中皮腫など重篤な健康被害を引き起こすため、安全で効率的な検査方法の確立とその商品化をめざしたものです。事業者の努力により商品化の目途も立ち、「アスベストAir」として販売され、迅速なアスベスト検査を可能にし、健康への被害を最小限に食い止めることを期待しています。基礎研究をともなう事業は、時間を要します。温かく見守りつつ将来につながることを期待しています。

もちろん、呉の伝統である『モノづくり系』からは、特許を取得したグランド整地用具の開発が採択されました。整地用具を使用することでグランド整備の効率化が図られ、グランドを使用した地域の行事の後片付けが容易になり、これにより地域の活性化に貢献できます。地元呉に根づいた技術者魂が生かされ、全国から注目されるものになることを期待しています。

また、呉地域の特産品である音戸のちりめん、安浦のかき、大長のレモン、安芸津のジャガイモを原料に混ぜ込み、商品開発に取り組む事業者、オリジナルブランドの食材を使った創作料理の提供と体験型交流スポットを利用した民泊型修学旅行(初等教育)の企画に取り組む事業者も採択されました。食の安全と地域が協力しての教育に寄与することを期待しています。

最後に、野菜離れが進むヤングママと子供たちに野菜好きになる「野菜スイーツ」の開発と「Kids Sweets」の新規事業展開による食育と地域農業の活性化に貢献すると期待しています。

今後も日々研鑽され、呉地域全体の活性化、振興、発展に貢献され、技術、事業の継承により呉を元気にし、心豊かで不安のない社会の実現に寄与されることを願っています。
平成25年6月28日
選考委員長 松尾 俊彦
(広島文化学園大学 副学長)
累計
応募総数 290先 応募総額 554.12百万円
助成先 114先 助成総額 112.34百万円