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公益社団法人 アクティブベースくれ

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助成先(審査結果)

第11回地域活性化支援制度『幸運(グッドラック)』助成先及び助成理由
企業名 代表者 助成理由
有限会社 ファッションリフォームエース 代表取締役
篠原 敬子
ジーンズ縫製技術を利用した「ファッションサポーター」の商品開発が、健康と新たな産業を創出し、地域活性化に寄与
文進堂 畑製筆所 代表
畑 義幸
メイクアップアーティストと連携した新しい「化粧筆」づくりが、呉市発化粧筆の歴史を築く第一歩となり、地域活性化に寄与
有限会社 バン・ウォーク 代表取締役
片岡 栄治
「リモコン付スライド式窓開閉システム」の開発・試作が、高齢者等の快適な住環境を実現し、地域活性化に寄与
万徳モータース安浦工場 万徳 佳威 「EVコンバージョン簡易キット」の開発・試作が、自動車整備業界の構造転換を促し、地域活性化と地球環境の保全に寄与
株式会社 広島鑢製造所 代表取締役
中洲 紀子
仁方の伝統産業である鑢製造技術の承継が、ものづくり技術を維持・発展させ、地域活性化に寄与
株式会社 坪川毛筆刷毛製作所 代表取締役
坪川 禮巳
川尻筆の技術を活用した毛筆「ISHIN」の開発・販売が、地域ブランドと雇用を創出し、地域活性化に寄与
株式会社 トーキン 代表取締役
竹内 有三
「産業用ロボットの移動装置」開発が、若手技術者の育成と雇用の創出を通じて、地域活性化に寄与
瀬戸内観光ガイドサミット実行委員会 会長
山元 利成
瀬戸内観光ガイドの連携による地域活性化推進事業が、新たな形の観光事業を創出し、地域活性化に寄与
きぢ醤油 株式会社 代表取締役
今井 明正
カキ殻を利用した「高カルシウム醤油」の開発・販路拡大が、新たな地元特産品・雇用を創出し、地域活性化に寄与

第11回地域活性化支援制度
目録贈呈式の様子
第11回地域活性化支援制度『幸運(グッドラック)』選考結果講評
今回の募集には,25件の応募がありました。応募されました事業案について、事務局による「書面調査、実地確認」および選考委員による「書面審査、プレゼンテーションによる意見聴取・質疑応答」を実施し、厳正にかつ慎重に選考を行いました。その結果、『 助成先及び助成理由 』に紹介されています9件が助成先に選ばれました。

選考委員会は、公益社団法人アクティブベースくれの設立目的であります「呉市及びその周辺地域において、地域活性化・振興につながる起業・新規事業(新分野進出)あるいは社会的・文化的活動に対して資金援助を行うこと」に基づき選考を行いました。今回応募された事業は、事業目的、実行可能性、資金計画、利益計画等いずれの面においてもしっかりとした展望・計画を持ち、事業化に向け日々研鑽されておられ、甲乙つけがたいものばかりでした。

最近の傾向として、応募される事業内容が、呉の伝統である『技術開発・ものづくり系』や『IT系』といった技術・ハード系から、『福祉、環境(エコ)、子育てなど身近な社会生活系』、『ヒューマン・ネットワークによる生活支援系』や『介護予防、健康づくり、食の安全を目指す健康系』といった生活に密着したソフト系へ広がっています。これらに共通することは、地域経済の活性化、振興・発展や雇用の創造をめざし地域を巻き込んだ事業展開であり、まさに今年を象徴する「絆」の具現化と考えます。

今回注目することは、機能補助器具をおしゃれにファッション化することで装着への抵抗感の軽減を目指す事業が採択されたことです。これは、機能性、合理性を追求するあまり心の豊かさを見失いかけたことへ一石を投じるものと考えます。高齢社会に直面し、身体のみならず気持ちの(精神的な)健康にも配慮しつつ健康維持・介護予防を支援するものと期待しています。

呉の伝統産業であるやすり製造において、熟練工の経験と勘を活かした技能を次世代へ継承するためのIT化事業が採択されました。これは、団塊世代の退職により熟練工の持つ高度な技能の継承が不安視されてきましたが、ITの活用により技能の継承、再現を可能にすることが期待されます。また、なでしこジャパンに国民栄誉賞の記念品(熊野化粧筆)として贈られ注目された広島県の筆製造において、地元呉市川尻町から本来の筆の用途である毛筆を身近にする商品化事業が採択されました。これは、わが国の伝統文化である書道を継承し、筆を身近なモノとして利用しやすくする画期的な取り組みと考えます。地元呉市にも熊野筆に並ぶ優秀な筆製造技術(川尻筆)を有する事業者があることを再認識できました。これらは、既成概念を取り払い付加価値の高い新たな技術、製品の開発は、安価な海外生産に対抗し、国際競争力を持つ新たな産業創出につながるものと期待されます。

もちろん、呉の伝統である『ものづくり系』からも、省エネ、環境負荷低減や高齢者福祉のための技術開発事業が採択されました。地元呉に根づいた熱い技術者魂が継承され、世界が注目する技術に育つことを期待しています。

今後も日々研鑽され、呉地域全体の活性化、振興、発展に貢献され、技術、事業の継承により呉を元気にし、心豊かで不安のない社会の実現に寄与されることを期待しています。

平成23年12月20日
選考委員長 松尾 俊彦
(広島文化学園大学 社会情報学部長)
累計
応募総数 228先 応募総額 441.58百万円
助成先 93先 助成総額 92.38百万円